大藝海〜藝術を編む〜

言葉を編む「大言海」(大槻文彦)、音楽を編む「大音海」(湯浅学)に肖って藝術を編む「大藝海」と名付けました。伝統に根差しながらも時代を「革新」する新しい芸術作品とこれを創作・実演する無名でも若く有能な芸術家をジャンルレスにキャッチアップしていきます。※※拙サイト及びその記事のリンク、転載、引用などは固くお断りします。※※

コンサートライブ配信&オンライン美術館に関する情報

新型コロナウィルス感染症は、我々の身体だけでなくコロナヘイトに象徴されるように我々の心を蝕み、さらに、社会機能(経済的及び文化的な営み)まで麻痺させる人類の脅威ですが、その脅威に負けることなく「芸術Xイノベーション」で果敢に挑戦している芸術家の心強い取組みをご紹介します。是非、ご興味のある方はご視聴下さい。
  
【配信場所】P C:https://17.live/live/5382416
      スマホhttps://17media.jp/(APPをDL ➡ eririn0217で検索)
【配信日時】3月30日 11時~
      3月31日 11時~
      4月 1日 11時~
      4月 2日 11時~
 
先日、5G通信サービスの提供が開始されましたが、5G通信サービスの大容量、低遅延、多接続という特徴を活かして「8K」+「VR」+「ハイレゾ」の技術を組み合わせたライブ配信サービスの開発が待たれます。折しも東京2020の開催に向けて電子マネーの普及が推進されていますが、より安全かつ簡便にオンライン決済を行うための社会インフラが整いつつあるなかで、ライブ配信サービスがプロによる本格的な商業利用にも耐え得る機能を実装した簡便かつ安価な商用プラットフォームとして普及することが期待されています。このように芸術の受容スタイルが多様化することによって、芸術を受容する層の拡がりや、芸術表現の内容や手法の多様化が一層と促進される効果が生まれることにも期待したいと思っています。
 
★オンライン美術館
 
南北間の経済格差を解消するために北半球の社会資本を投入して南半球の急速な開発が進められた結果として、1980年代頃から南半球の自然界に封じ込められていた未知のウィルスが人間社会に侵入するリスクについて警鐘が鳴らされてきましたが、近年、その警鐘のとおり人類とウィルスの戦いが本格化しており、リモートワークやオンラインMTG等に代表されるようにイノベーション等によってウィルス耐性の高い社会を構築して行く岐路に立たされているのかもしれません。その意味では、今後、上述のようなイノベーションを活用した芸術の受容スタイルの多様化に向けた試みが加速度的に進んで行くのではないかと期待され、何か新しいものが生み出されて行くダイナミズムのようなものが感じられて楽しみです。 
 
★新コロの影響で新日本フィルハーモニー交響楽団が存続の危機に直面しており募金を募集(1口1000円~)しています。新コロは社会機能を遮断してしまいましたが、音楽を愛する心まで遮断することはできないことを募金で新コロに思い知らせてやりましょう。(募金にあたってインターネットによるクレジットカード決済に不安がある方は、口座振込にも対応しているそうです。)
 
★マスコミでも話題になっている「シンニチテレワーク部」の動画をどうぞ。さすがはアンサンブル精度を誇る新日フィルでしてテレワークでも上手いです。
 
【弔意】志村けんさんが新型コロナウェイルス感染症で亡くなられたという悲報に接し、衷心より哀悼の意を表します。本当に残念でなりません。世界中で大切な人を奪って行く新型コロナウィルス。世界中の亡くなれた方々のご冥福をお祈り致します。
 
【追慕】志村けんさんは趣味として津軽三味線奏者・上妻宏光さんに師事していましたが、それが高じてキリン・チューハイのCMで妙技を披露しています。また、志村けんさんはソウル・ミュージック等の造詣が深く、音楽雑誌「jam」にレコード評を掲載していたことが知られていますが、「ヒゲダンス」ではフィリー・ソウルの帝王テディ・ペンダーグラスの「DO ME」をアレンジしてBGMに使用しておりその趣味の良さが偲ばれます。「一芸に秀でる者は多芸に通じる」といいますが、その稀有な才能が惜しまれてなりません。