ぶらあび

ジャンルを超え、地域を超え、時代を超えて「時間芸術」(音楽、文学、話芸、香道…)、「空間芸術」(建築、彫刻、陶芸、絵画、書道、華道…)、「総合芸術」(舞踊、演劇、映画、茶道…)など芸術全般の感想を書き綴ります。(オススメ公演情報等はスマホ版で表示されないのでPC版でご覧下さい。)Copyright (C) 2007-2019 Administrator All Rights Reserved.

【訃報】落語家の立川談志さん

談志が死んだ・・・突然の訃報に接して落胆された方も多いのではないかと思います。上から読んでも下から読んでも「だんしがしんだ」、生前、談志さんは「俺が死んだら新聞の見出しはこれだな」と言っていたそうです。また、談志さんは自らの戒名を「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわ・うんこくさいいえもと・かってこじ)」と決めていたそうですし(「雲竹斎」という候補もあったそうすが...^^;)、術後で話せない談志さんの病床で「最後に何か言いたいことはあるか」というTV取材に対し、談志さんは弟子達が固唾を飲んで見守るなかホワイトボードに筆談で「お××こ」(放送禁止用語)と書いて爆笑させるなど談志さんらしい逸話を残したそうですから、死ぬまで「立川談志」を貫いた(というより、あの世でも勝手次第に「立川談志」を貫き通すつもりであることを戒名が物語っていますが...)粋な人だったということですな。談志さんの死後、NHK、NHK−BSプレミアム、TBS、WOWOW等で追悼番組が放映されましたが、談志さんの死を悼む声は衰えることがないのでしょう、今月に入ってからも、以下の追悼番組が予定されています。談志さんは「落語は人間の業の肯定である」という名言を残し(この言葉は狂言にも当て嵌まると思いますが)、現代の落語家の中で唯一「江戸の粋」を感じさせてくれる不世出の落語家で、個人的には「この人が居なくなったら、世の中が詰まらなくなるな」と思わせる数少ない大切な1人でした。衷心より立川談志さんのご冥福をお祈り致します。合掌。

【ラジオ】
◆NHK第1「立川談志昭和歌謡賛歌」(18日・12時15分〜)、
ニッポン放送「よみがえる立川談志 その芸」(18日・19時30分〜)
◆TBSラジオ「談志の遺言2011」(24日・19時〜)

【テレビ】
◆NHK総合「桂三枝の演芸図鑑〜特集 立川談志スペシャル」 (18日・5時15分〜、25日・5時15分〜)
◆TOKYO−MXテレビ「惜別!天才落語家 立川談志を偲ぶ」(28日・21時〜)
◆BS−TBS「落語研究会〜追悼 立川談志さん〜」(30日・18時〜)