ぶらあび

伝統に根差しながらも時代を『革新』する新しい芸術作品と、これを創作又は実演する芸術家をジャンルレス・ボーダレスにキャッチアップする契機とするために書き散らかしています。

演奏会「現音 Music of our Time 2022」とブリロの箱<STOP WAR IN UKRAINE>

<お詫び> ▼マウスとデザイン(ブログの枕の前編) 現代人が1日の中で一番長く握り締めているものは筆記用具(~昭和)からマウスやスマホ(平成~)へ変化したと言えるかもしれませんが、来る12月9日は「マウスの誕生日」です。同じマウスでも「ミッキ…

演奏会「洗足学園オンラインフェスティバル2022」と映画「土を喰らう十二ヵ月」と一汁三菜の日<STOP WAR IN UKRAINE>

<お詫び> ▼一汁三菜の食文化(ブログの枕の前編) 毎月13日は「一汁三菜の日」とされていますが、2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、それを記念して「うま味」(1908年に東京帝國大学・池田菊苗教授が「甘味」「酸味」「塩味…

演奏会「バロックチェロ✕モダンチェロ~2台のチェロによる独奏演奏会~」と聴覚<STOP WAR IN UKRAINE>

▼文化の日とレコードの日(ブログの枕の前編) 今日は「文化の日」です。もともと11月3日は明治天皇の誕生日で祝日とされていましたが、1946年11月3日に日本国憲法が公布されたことを記念して1948年に「自由と平和を愛し、文化をすすめる」と…

演奏会「西澤健一 協奏曲作品の夕べ」と秋の香<STOP WAR IN UKRAINE>

▼秋の香(ブログの枕の前編) 「高松の この峰も狭に 笠立てて 満ち盛りたる 秋の香のよさ」という和歌が万葉集に集録されています。「高松」とは奈良県高円山のことで(「高」は高円山、「松」は松茸の掛詞)、「笠立」は松茸が大きく笠を広げている姿を表…

国際平和デーに考えるイカの哲学(平和論)とタコの哲学(音楽論)<STOP WAR IN UKRAINE>

▼国際平和デー(ブログの枕①) 今日、9月21日はロシアがウクライナに侵攻を開始してから初めての「国際平和デー」です。ニューヨークの国連本部の前に「国連平和の鐘」という日本の梵鐘が設置されていますが、国際平和デーには国連の事務総長、幹部、各国…

【追悼講演】サウンドスケープの過去と未来:R.M.シェーファーが残したもの<STOP WAR IN UKRAINE>

▼CMソングの日(ブログの枕) 今日は「CMソングの日」ですが、1951年9月7日に民間ラジオ放送局で日本初のCMソングを使ったラジオCMが放送されました。1951年9月1日に中部日本放送局が日本初の民間ラジオ放送を開始しますが、その放送枠…

伝統のアップデート(川柳の日と上田朝子リュート・テオルボレクチャー&コンサート~新しい現代作品の為の)<STOP WAR IN UKRAINE>

▼川柳の日(ブログの枕) 1757年8月25日(新暦9月20日)は、前句付けの点者・柄井川柳が最初の万句合を興行した日であり、その推定地に川柳発祥の地碑が設置されています。「連歌」や「俳諧の連歌」は、上の句(五・七・五)のお題に対し(過去の…

書籍「音大崩壊」と両国アートフェスティバル2022<STOP WAR IN UKRAINE>

▼廃れゆくもの(邯鄲の枕) 近所の書店で単行本「音大崩壊~音楽教育を救うたった2つのアプローチ~」(著者:名古屋芸術大学教授・大内孝夫、出版:ヤマハミュージックメディア)を見掛けて購入したので、ブログの枕として、そのドク書感想文を簡単に残し…

映画「Helene」(邦題:魂のまなざし)<STOP WAR IN UKRAINE>

▼井上陽水「少年時代」(ブログの枕) 最近、気が滅入るようなニュースが多いなかで、ちびっ子達の夏休みが始まって街中に笑顔や歓声が溢れるようになり、世の中が華やいで見えるようになりました。無垢なちびっ子の姿には万人の心を救う仏が宿っているよう…

時代をデザインするファッションとその時代を表現する音楽<STOP WAR IN UKRAINE>

▼カオスとコスモスの狭間で生まれる美(ブログの枕前半) 7月を意味する英語「July」(ジュライ)は、古代ローマの英雄的な将軍「ユリウス・カエサル」(英語名:ジュリアス・シーザー)の誕生日が7月であることから「lulius」(ユリウス)に因…

映画「犬王」~観阿弥+犬王(道阿弥)=世阿弥が創始した中世のメタバース・ミュージカル「能楽」~<STOP WAR IN UKRAINE>

▼「和える」文化(ブログのまくら) 千葉県の小麦畑(冬小麦)が6月の収穫期を迎えて色付いています。2021年に「食料危機対策グローバルネットワーク」(GNAFC)が公表した「食料危機に関するグローバルレポート」によれば、食料危機を招いている…

生態学と音楽(植物の音楽✕微生物の音楽✕人間の音楽...)<STOP WAR IN UKRAINE>

▼竹の子と人の子(ブログのまくら) 花の季節に誘われて古今和歌集を詠んでいたら、次の和歌に込められている古人の親心が現代と重なってしみじみと心に響いてきました。 「今更に なに生ひ出づらん 竹の子の 憂き節繁き 世とは知らずや」(古今和歌集/凡河…

相対性理論と無調音楽(宇宙の音楽から量子の音楽まで...)<STOP WAR IN UKRAINE>

▼創造性とイノベーションの世界週間(ブログのまくら) 本日は、レオナルド・ダ・ヴィンチの570回目の誕生日ですが、彼は芸術家(絵画、音楽、演劇、彫刻など)のみならず科学者(解剖学、数学、工学、天文学など)としても偉大な功績を残す「万能の天才…

Jazz文楽「涅槃に行った猫」✕人形メディア学とオペラ「ホフマン物語」✕人工生命学とキズナアイ<STOP WAR IN UKRAINE>

去る3月3日は上巳の節句(俗に桃の節句)でした。日本では、女児の健康な成長と幸福を祈って「立春」(2022年2月4日)から「啓蟄」(2022年3月5日)まで「雛人形」を飾る風習がありますが、日本の人形文化とお釈迦様の命日(3月15日)に因…

映画「ミュジコフィリア」(現代音楽)とMETA歌舞伎

本日2月10日は「2(ふ)10(るーと)」にかけて「フルートの日」だそうですが、日本人はフリーダイヤル、車のナンバー、日付や年号などの数字と言葉の「語呂」を合せること(駄洒落)が大好きな民族です。「語呂」の語源は、雅楽で楽曲の調子(「律呂…

新年のご挨拶(その②)

永寿嘉福。2019年12月8日に中国で新型コロナウィルス感染症患者が公式に確認され、2020年3月11日にWHOがパンデミックを宣言しましたが、現在も尚、世界中で新型コロナウィルスの感染が拡大しており、この危機的な状況は足掛け2年に及んで…

新年のご挨拶(その①)

敬頌新禧。2022年は皆様にとりまして健やかな年になりますようにお祈り申し上げます。新年の挨拶には少し気が早いですが、2022年も初詣の分散参拝が呼び掛けられていますので、一足早く「幸先拝」(幸先良い新年を祈るために年内に行う初詣)を済ま…

「ムーミン」と「ブリテン」と「歌舞伎」と「SDGs」

少し気は早いですが(コロナが落ち着いているうちに)、来年の干支である「寅」に因んで、寅年生まれの人及び丑年生まれの人の守り本尊である「虚空蔵菩薩」を祭る日高寺(茨城県那珂郡東海村)と、仏教の守護神である「帝釈天」に仕えて北方を守護する「毘…

「世界食糧デー」~ SDGs ✕ Soul food ✕ Soul music ✕ Soul dance ~

今日10月16日は国連が定めた「世界食糧デー」ですが、世界の食料生産とその分配を改善し、開発途上国における飢餓や貧困の克服を考える日とされています。また、明日10月17日は国連が定めた「貧困撲滅のための国際デー」ですが、貧困を撲滅し、人間…

映画「MINAMATA」✕SDGs✕芸術

昨日で緊急事態宣言が解除されましたが、未だ社会経済はコロナの傷跡から癒されておらず、これからの数年がアフターコロナの新時代を形作るための本当の真価を問われる正念場と言えるかもしれません。幸い僕は一度もコロナに感染することなくワクチン接種も…

映画「HOKUSAI」とモンテベルディとシェーンベルク

2024年に刷新される新千円札の裏面には葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が使用されますが(因みに、新一万円札の表面:渋沢栄一、裏面:東京駅(丸の内駅舎)、新五千円札の表面:津田梅子、裏面:藤、新千円券の表面:北里柴三郎、裏面:富嶽三…

新年の挨拶(2021年~その②)

【お詫び】 旧暦では「節分」が大晦日、「立春」が正月にあたり、節分(冬)に豆(=魔滅)を蒔いて家から魔(=鬼)を追い払い(アニメ「鬼滅の刃」が日本アカデミー賞優秀アニメーション賞を受賞しましたが、魔(=鬼)を滅ぼすことから節分に豆(=魔滅)…

新年の挨拶(2021年~その①)

モ~いくつ寝るとお正月♬....今年は新型コロナウィルスのためにサンタさんも休業中でクリスマスプレゼントが届かない家もあるのではないかと思いますが、政府から正月休みの分散取得が要請されていることを受けて、少し早めに正月休みに入っている方もいらっ…

TBS情熱大陸「東京フィルハーモニー交響楽団/コロナ禍での再出発!悩みながら前へ」

昨夜、TBSの情熱大陸で東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会再開を扱ったドキュメンタリー番組が放送されていたので、その概要を備忘録として残しておきたいと思います。日本では、以下の基準(収容人数又は収容率のうち、いずれか低い方の基準)に従っ…

【訃報】作曲家&ピアニストのニコライ・カプースチン

7月2日、8つの演奏会用練習曲などジャジーな超絶技巧曲で人気を博した作曲家&ピアニストのニコライ・カプースチンが亡くなりました。僕がカプースチンの曲を初めて聴いたのは、2008年8月にカワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」における「カプー…

にっぽん!歴史鑑定「室町殿と観阿弥・世阿弥」(BS-TBS)

14世紀にヨーロッパで流行した黒死病(ペスト)は大理石の発掘で有名な大理国(現、中国雲南省)で発生したペスト菌がモンゴル帝国の西征によってヨーロッパへ持ち込まれ、シルクロードの玄関口であるイタリアから感染が拡大したと言われていますが、(未…

日曜美術館「疫病をこえて人は何を描いてきたか」(NHK Eテレ1)

昨日、政府の諮問機関である専門家会議の記者会見で、長期戦を念頭に置いた新コロの感染対策として「新しい生活様式」の模索が提言されましたが、先日の日曜美術館の番組内容を思い出したので備忘録を残しておきたいと思います。この1ケ月間、人との接触を…

クローズアップ現代+「イベント自粛の波紋 文化を守れるか」

昨晩、クローズアップ現代+(NHK総合テレビ)で「イベント自粛の波紋 文化を守れるか」というテーマが採り上げられていたので、その内容について簡単な備忘録を残しておきたいと思います。政府は、新コロの感染対策として、2020年2月20日からイベ…

【楽曲紹介】武満徹「ピアニストのためのコロナ」

今日、政府から緊急事態宣言が発出され、1ケ月間程度の外出自粛等が要請されましたが、その早期収束を祈念して「コロナ(CORONA)」に因んだ楽曲を紹介します。新型コロナウィルスの「コロナ(CORONA)」とはギリシャ語で王冠や太陽光を意味す…

コンサートライブ配信&オンライン美術館に関する情報

新型コロナウィルス感染症は、我々の身体だけでなくコロナヘイトに象徴されるように我々の心を蝕み、さらに、社会機能(経済的及び文化的な営み)まで麻痺させる人類の脅威ですが、その脅威に負けることなく「芸術Xイノベーション」で果敢に挑戦している芸…